BeHierarchic 日本語版
Power to the Apple□ since 1991


内容

概要説明

BeHierarchic 4.1 リリース情報

インストールの仕方

各種設定

一般設定

アップルメニュー

メニューアピアランス

分類表示の設定

最近使った項目

拡張機能

サードパーティー項目

登録の仕方

バグ報告について

配付と使用条件

 

概要説明

“BeHierarchic”はMacintosh初期からのアップルメニュー互換ソフトウェアのひとつです。
“BeHierarchic”をインストールした後、画面左上のアップルアイコンをクリックする事によってアップルメニューフォルダにあるフォルダやサーバーのエイリアスを各フォルダごとにサブメニューに表示します。
“BeHierarchic 4.0”はMacOS9.0を含むMacOS8.1以降のシステムソフトウェアのインストールされた、すべてのMacintoshで動作します。
“BeHierarchic 3.1” はそれよりも古いMacintoshをサポートしています。


“BeHierarchic”があなたにしてくれること:


 

バージョン 4.1 リリース情報:

バージョン4.1での主な変更点;

インストールの仕方

インストールする前に システムソフトウェアMac OS 8.0以降が動作していることを確認して下さい。
そして、“BeHierarchic”と衝突するようなユーティリティー(例えば“アップルメニューオプション”など) をシステムから削除して下さい。

その後、2つのアイコン (“BeHierarchic 日本語版 ”と“BeHierarchicPlugin”) を閉じた状態のシステムフォルダにドラッグ&ドロップして下さい。その時に表示されるいくつかのダイアログのボタンをクリックして、Macintoshを再起動すれば使用可能になります。

 

各種設定

BeHierarchic コントロールパネルを開くとポップアップメニュー経由で7つの設定パネルにアクセスすることが出来ます。

 

一般設定

 

 

アップルメニュー

 

並び替え:

特別フォルダ:

特別項目の設定は、“デスクトップ”、“最近使ったしたアプリケーション”、“最近使ったサーバー”、“最近使ったフォルダ”、“最近使った...”項目に直接アクセス出来るように、BeHierarchicがそれらの項目を作成します。
これらのフォルダを分類して表示し、アップルメニューの最上部、または最下部に表示するかを選択することが出来ます。

 

メニューアピアランス

 

表示文字の設定
アップルメニューに表示されるフォントの種類とサイズの変更、及び文字の間隔を詰める設定が出来ます。
標準設定を使用を選択した場合、システムの“アピアランス”コントロールパネルの設定が使用されます。

アイコン表示設定
このポップアップメニューからアップルメニューとサブメニューに表示するアイコンの種類を選択することが出来ます。

上記の設定ではまだ不十分と思うようでしたら、アイコンにラベルの色を加えたりカスタムアイコンの表示をしたりすることも可能です。しかしこれらのオプション設定は、より多くのメモリーを消費し表示速度の遅延を招くでしょう。
この場合、速度を速めるための方法が1つだけあります。“高速なディスクのみ表示”をチェックするとCD-ROMやマウントされたサーバーのカスタムアイコン表示を除外することが出来ます。

項目の並び替え
ディスク上のカタログファイルに保存されている項目がサブメニューに表示されます。そのため、“BeHierarchic”は余計な処理をしなくても済みます。しかし、MacOS8.5以前のシステムでは他言語システム(例:フランス語、ドイツ語、スウェーデン語や日本語のような2バイト言語システム)とUS Englishシステムが区分されていたため、全言語共通の並び替え方法が適用できませんでした。
カタログファイルを持っていないWindows NT serversにあるフォルダを閲覧する場合にも同様の問題が起こります。これらの場合“名前”で並び替えをポップアップメニューから選択すると、アルファベット順に並べることが出来ます。

 

分類表示の設定

 

アップルメニューとサブメニューで、ファイルやフォルダを種類ごとに分類して表示するための設定が出来ます。

右のリストから左の仮想メニューにアイコンをドラッグ&ドロップすることによって、項目を追加することが出来ます。
横線は種類アイコンごとに分類するためのものです。
種類の並び替えをするには、上下にドラッグして下さい。
削除するには左の仮想メニューから外へドラッグ&ドロップして下さい。

右のリストのどれにも属さない“その他”種類アイコンは、左の仮想メニューから削除することが出来ません。

 

最近使った項目

 

自由に設定した数の“最近使った...”項目の内容を“BeHierarchic”は記憶します。
これらのフォルダの“Finder表示オプション”で設定する、例えば"修正日付”などで並び替えをすることが出来ます。
これらのフォルダは、“BeHierarchic”が随時自動的に更新します。
“Finder表示オプションの設定を使用”で並び替えを指定した場合、そのフォルダの“Finder表示オプション”の表示設定を“アイコン”や“ボタン”にするのはお勧めしません。むしろ、“修正日付”などで並び替えの出来る“リスト”表示にすることをお勧めします。
“Finder表示オプションの設定を使用”で並び替えを指定した場合、すべての“最近使った...”項目フォルダに適用されるので、すべてのフォルダの“Finder表示オプション”を設定してください。

90年代初期の頃からの“BeHierarchic”の方法で並び替えを行うには、“種類ごとに分類して表示する”を選択してください。
メニューから“最近使った...”フォルダを選択すると、あなたの使用した項目がすべてその中に含まれているはずです。
これは、よく使う項目が同じフォルダに作成されるのでとても便利です。



“アップルメニューオプション”を利用するサードパーティーユーティリティーとの互換性を保つために“アップルメニューオプション互換モード”も用意しました。
この場合、BeHierarchic”の“最近使った...”項目とアップルメニューオプション互換の“最近使った...”項目が"アップルメニュー”フォルダに混在することになります。
これによって、アップルメニューオプション”を利用するのと同じように機能します。



注:これらの機能ではまだ不十分と思う場合、サードパーティーユーティリティーの“DefaultFolder”を同時に使用することによって、Finderで使用した項目や、開く保存ダイアログでの使用項目が“BeHierarchic”の“最近使った...”項目に追加記憶されます。


ヒント:“最近使った...”サブメニューの項目を永久に削除せずにその場所に置いておくには、“最近使った...”フォルダにあるその項目をFinderから“情報を見る”で、ファイルをロックしておくことで可能になります。

 

拡張機能設定

 

アップルメニューまたはサブメニューの項目を選ぶ時、設定した修飾キーを同時に使用することによってその項目を開く代わりに違う動作をさせることが出来ます。

この設定では使用したい修飾キーの組み合わせを設定することが出来ます。
機能を有効にするためには、拡張機能横のチェックボックスと1つ以上の修飾キーにチェックマークを入れて下さい。

アップルメニューと置き替え
対応した修飾キーを押しながらフォルダを選択することによって、アップルメニュー内の項目と、そのフォルダの内容を置き換えることが出来ます。
指定するフォルダの内容にすぐにアクセスしたい場合に便利です。
“BeHierarchic”は“アップルメニュー”項目を作成し、その中に元のアップルメニューの内容(例えばセレクタなど)を表示します。
元に戻すには対応した修飾キーを押しながら“アップルメニュー”項目を選択して下さい。

オリジナルの情報を見る
Finderでの“情報を見る”ウインドを開きます。(選択した項目がオリジナルではなくエイリアスの場合でも同様にオリジナルの情報を見るウインドウを開きます。)

使用中のアプリケーションで開く
選択した項目を現在使用しているアプリケーションで開きます。

オリジナルを表示
選択した項目のオリジナルをFinder上で選択することが出来ます。

ヒント: この拡張機能は、デスクトップ上のFinderウインドウによって隠れて、選択できない状態の取り出し可能なメディア(CD-ROM、iomega、zipなど)を選択出来るようになり、コマンド+Yで取り出し可能になります。

 

サードパーティー項目

 

KeyQuencer
作者 Alessandro Levi Montalcini.
http://www.binarysoft.com/

“KeyQuencer”はマクロと呼ばれるショートカットを作成することができ、設定したキー1つで一連の動作を行うことが出来ます。“KeyQuencer”を使用すると“名前の入力”、“モニタの色数変更”、“音量の変更”、“インターネットに接続する”などが全てキーボード操作で可能になります。

“BeHierarchic”はアップルメニュー内に機能が有効な“KeyQuencerマクロ”を含むサブメニューを作成することが出来ます。
“KeyQuencerマクロ”にキー操作を割り当てていないものをここに表示します。

コマンドまたはオプションキーを押しながら“KeyQuencer Macros”項目を選択すると一時的に選択不可能にすることが出来ます。

Default Folder
開発元 St. Clair Software.
http://www.stclairsoft.com

このユーティリティーは書類を開いたり保存する時に、迷路のようなハードディスクの中にあるフォルダに簡単にアクセス出来るように助けしてくれます。
古い形式の“標準開く保存”ファイルダイアログやMacOS8.5からの新しい“ナビゲーションサービス”ファイルダイアログのどちらでも機能します。
“Default Folder 3.02”以降がインストールされていればFinderで使用した項目や開く保存ダイアログで使用した項目を“BeHierarchic”の“最近使った”に記憶してくれます。

Alias Menu
作者 Benoit Widemann.
http://www.integra.fr/bw/bwhome.html

このユーティリティーはメニューバーにカスタムメニューを追加することが出来ます。このカスタムメニューはアップルメニューのように機能し、それぞれのメニューが対応する各自のフォルダを持ち、メニューはフォルダの内容を自動的に反映します。

“BeHierarchic”は“Alias Menu”のカスタムメニューに階層メニューを追加することによって“Alias Menu 2.1”の機能を拡張します。

 

登録の仕方

“BeHierarchic”には著作権があります。著作権の所有者は作者であるFabien OCTAVEにあります。
“BeHierarchic”はシェアウェアとして配付されます。決して無料ではありません。
もし1ヶ月以上引き続き使用するならば、どうかUS$10の登録料金をお支払い下さい。
“BeHierarchic”の登録は “Kagi” オンライン登録または、Fabien OCTAVEと直接することが出来ます。.

最も簡単で速い登録方法は、“Kagiオンライン登録”の“BeHierarchic”ページからの登録です。
Webアドレスは、http://order.kagi.com/?S7L&Sです。

Kagiを利用した支払いには他の方法もあります。“登録” アプリケーションを起動して下さい。
どうか頭に置いておいて欲しいことは、KagiはUS$.通貨以外の通貨を利用することも出来るということです。
他の通貨での登録料金をUS$10に換金手数料などのために、規定の料金よりも高くなってしまうことがあります。私もアメリカ合衆国外にいるため、これらの通貨を現金化するのに制限があり換金手数料などがかかってしまいます。もしあなたがこの登録方法に当てはまる場合、私に電子メールfabien@octave.net を送って下さい。コストを最小限におさえられるようアドバイスできるかもしれません。

登録が済むと、BeHierarchicに入力する(BeHierarchicコントロールパネルを開き、編集メニューから登録...から入力することが出来ます)ためのシリアルナンバーを受け取ることができるでしょう。
登録を済ませれば、登録を促すいやなダイアログは出てこなくなるでしょう。
迅速な処理のために電子メールアドレスを正確にお伝え下さい。

サイトライセンスは11台以上から発行可能です。
発注を受けてから詳しい内容の送り状を送付します。

作者の住所:

Fabien OCTAVE
Avenue de l'Aigle 12
B-1150 Brussels Belgium
電子メール: fabien@octave.net
Webページ: http://www.octave.net/BeHierarchic/

 

バグ報告について

もし間違いや気付いたことがあったら遠慮なく私にメールを下さい。
fabien@octave.net

BeHierarchicについてのトラブルや最新の情報はWebアドレス
http://www.octave.net/BeHierarchic のQ&A、最新情報他をご覧下さい。

もしあなたが何か開発計画やアイディアをお持ちでしたら、遠慮なく私に連絡をとって下さい。興味深い内容であれば最優先で開発を検討します。

 

配付と使用条件

“BeHierarchic”を、電子掲示板、ユーザーグループ、個人対個人で自由に配付することが出来ます。ただし、その場合ファイルに含まれるすべて(BeHierarchic Plugin、ユーザーガイド、登録プログラム、他)を一緒に配付しなくてはいけません。

バックアップ用複製物にも、著者の一切の著作権表示がなされることを要します。本使用許諾により明確に許可される場合を除き、あなたは、ソフトウェア又はその一部を、逆コンパイルし、リバースエンジニアし、逆アッセンブルし、修正し、賃貸し、リースし、貸与し、再使用許諾し、頒布し、二次的著作物を創作してはなりません。あなたは、関連文書、本使用許諾及びソフトウェアの複製物1個を引き渡すことにより、本使用許諾に基くあなたの権利を第三者に譲渡することができます。但し、この場合、当該第三者が本使用許諾の条項を受け入れることに同意し、お客様の保有する他の一切のソフトウェアが廃棄されることを条件とします。

“BeHierarchic”を、商用ソフトウェア、出版物、シェアウェアパッケージ、他いかなる場合にも、著者の同意なしに同梱することを認めません

過失を含むいかなる場合であっても、著者は、“BeHierarchic”ソフトウェアに起因する若しくは関連する付随的、特別及び間接損害並びに逸失利益について一切の保証をしません。また著者は、“BeHierarchic”ソフトウェアに起因するいかなる損害についても、一切の責任を負いません。


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